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DNSの情報を変更する場合、世界中のDNSサーバへ、ドメインに対応するIPアドレスの変更を通知する必要があるためです。
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DNSとは、Domain Name Systemの略で、このDNSを管理しているサーバをDNSサーバと呼んでいます。DNSはインターネットの世界で非常に重要な役割をしています。
お客様がお持ちのドメインは、通常「plusblue.net」のように、人が見て理解できる文字でそれが表現されています。プラスブルーのホームページにアクセスしたい場合、
http://www.plusblue.net/
と入力すれば、プラスブルーのホームページにアクセスできます。そしてもうひとつ、
http://222.151.192.90/
と入力しても、プラスブルーのホームページにアクセスする事ができます。
インターネットの世界では、全てのドメイン名にインターネットでの規格に則った4つの数字によって表現される「IPアドレス」が割り当てられています。(例えば「plusblue.net」というドメイン名の場合には「222.151.192.90」というIPアドレスが割り当てられています。)
しかしながら、このIPアドレスを簡単に覚える事は難しく、またすべてのホームページのIPアドレスを覚えたりする事は不可能に近い事で、これでは感覚的にホームページのアドレスを覚えたりする事ができません。
これを解決するために、ホームページへアクセスする際に「http://www.plusblue.net/」の様なわかりやすい形で表現されているものを、FQDN(Fully Qualified Domain Name/完全修飾ドメイン名)と呼んでいます。
このFQDNで指定されたアドレスをIPアドレスに自動的に変換する仕組みがDNSです。DNSサーバは、IPアドレスとドメイン名の対応表を保有しています。これによって「plusblue.net」などのドメイン名を文字で入力しても、自動的にそのIPアドレス「222.151.192.90」へ変換する事が可能になり、IPアドレスを意識することなく目的のホームページにアクセスができるようになります。
世界各国のホームページにアクセスする場合にも同じくドメイン名が必要になりますが、IPアドレスを知らなくても問題なく世界中のホームページにアクセスできるのは、全世界のネームサーバが連携してドメイン名とIPアドレスを対応させるシステムを構築しているからです。
DNSの情報を変更する場合、この世界中のDNSサーバへ、ドメインに対応するIPアドレスの変更を通知する必要があります。日本国内においては、国内のドメインのすべてを管理するJPRS(日本レジストリサービス)社によって、15分程度で変更情報の更新が完了します。しかしながら、世界の様々な国では、この更新間隔が数時間となっている国や、数日となっている国もあり、全世界のDNSサーバに情報が到達するまでには時間がかかる場合があります。
日本国内のドメインを所有していて、そのドメインに日本国内からアクセスしたい場合でも、状況によってはインターネットの経路が日本国内から海外を経由して日本国内に戻ってくるような場合も普通にあります。このような場合には、日本国内でのDNS情報の更新が完了していても、経路にあるDNSサーバが最新の情報をもっていないとアクセスができない、という状況になってしまいます。
もちろんプラスブルーでも、世界中のDNSサーバの一部として、DNSサーバを所有しDNSサービスの提供と運用を続けています。
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